SP Chronicle(1994)

1994

ビリー:27歳頃

3月22日

Siamese Dreamからのサードシングル『 Disarm 』がB面違いの12インチシングル『 smile 』と『 heart 』という2つのバージョンでリリースされた。

オルタナティブロックシーンの筆頭としてPumpkinsと常に比較されていたバンド・Nirvanaのヴォーカリスト、Kurt Cobain(カート・コバーン)が4月に自殺を図ったため、NirvanaがLollapaloozaの出演をキャンセルすることになった。その為、PumpkinsはLollapaloozaのツアーでヘッドライナーを務めることになる。

6月

ビリーのサイドプロジェクトである Starchildren の3度目のショウが行われる。

7月

イギリスでのみ『 Roket 』がシングルとしてリリースされる。

8月

Lollapaloozaのツアー中、Courtney Love(コートニー・ラヴ)からの要請で、彼女がPumpkinsのステージに数回出演することになる。ビリーは、かつての交際相手であったコートニーとこの数回のツアーの間に再び親密な関係となった。
コートニーをステージ出演をさせたことで、オーディエンスのブーイングを受けることもあった。その為彼等は特別なセットリスト(滅多に演奏しない曲を披露するなど)でステージを行った。

9月

Lollapaloozaのツアー終了。ビリーは次回作に2枚組のアルバムをリリースする予定と発表し、レコーデイングに入る。

10月4日

次回作が2枚組になる為、リリースまでに時間がかかることを配慮して、B面やレアトラックを集めた『 Pisces Iscariot 』をリリース。同時にvideo『 Vieuphoria 』をリリース。またGISHのリマスター盤もリリ-スされた。


MTV Video Music Awardsに出演したり、雑誌Spinでは”Artist of the Year”になるなど、The Smashing Pumpkinsは一躍スターダムにのし上がっていった。同じように、彼等が有名になるにつれバッシングも強くなっていった。

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