SP Chronicle(1992)

1992

ビリー:25歳頃

ベルギーのthe Tourhout/Werchter Festivalや、イギリスのthe Reading Festivalに出演するなど精力的に活動していたが、ツアーでの疲労も伴い、メンバ-たちは精神的に不安定になっていった。
当時、ビリーは重度の鬱に陥っていた。
ジミーはドラッグとアルコールに溺れるようになり、恋人関係にあったジェイムスとダーシーは破局を迎え、ツアーを続けていくことが難しくなった。

Pumpkinsが『 Drown 』を提供した、映画「Singles」のサウンドトラックがリリースされる。

前作と同じButch Vigをプロデューサーに迎えセカンドアルバムのレコーディングに入る。

ビリーとブッチ・ヴィグ
ビリーとブッチ・ヴィグ

当時ビリーは、レコーディングに関して、曲と詞を書くだけでなく、全てのギターとベースの演奏もこなしていた。そのためアルバムの制作には非常に時間がかかったが、この地道なレコーディング作業が次第にビリーの精神を安定させていった。

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