■Log Book @ Japan Tour
Pumpkinsの10年ぶりの来日ツアー、この期間の日常の出来事を書きつづった日記です。
8/07(Sat) - Day1 Tokyo
JC website
のKikuさんと新宿で待ち合わせをして、お昼過ぎに幕張に到着。会場に着くとPumpkinsのバンドTシャツを着ている人を沢山見かけ、ちょっとテンションが上がった。まずは腹ごしらえ。サワディのタイラーメンを食べようと思ったら、長蛇の列だったのであきらめてタコライスを食す。実はこの前の週のフジロックでも同じ店の同じ物を食べたんだけど、サマソニ会場で食べるとミョーに味気ない感じがするから不思議。この快適な環境がいけないのか?で、食事後にグッズ売り場を偵察。SPのグッズはTシャツ3種と日本でのみ販売されている細長いタオルが売られていたがなんとなく購入をスルー。いや、荷物にもなりますし...。
ニッケルバックとか永ちゃんとかちょっと気になっていたけれど、Kikuさんも私もマリンスタジアムにいく気力が無く、結局ダンスステージとソニックステージの間にある、人工芝のゴロ寝スペースでマリンの様子をスクリーンで鑑賞した。とりあえず映像見ながら永ちゃんのタオル投げにも参加。(他にもやってる人結構いました。)そのままそこで15時過ぎまでのんびりしつつ、S氏と久々の再会。S氏とは2000年のSP解散ツアーでイギリス公演とシカゴの最終公演にも一緒に行った仲なんだけれど、10年の時が経ってそれぞれの生活環境がすっかり変わってしまったことを寂しいようなうれしいような心持ちで話した。その後、
SPFC
のEricが「会場に着いた〜」と連絡をくれたので合流し、ちょっと話をした後、a-haのステージでまた逢いましょうと約束して別れた。自分達はPassion Pitを見る為にソニックステージに移動。凄く良かったので再来日公演が決まったら絶対に行きます!
時間的にそろそろ食事をしておかないとこの後なんにも食べられなさそうだったので、フードエリアに移動。さっきまで激混だったサワディが空いていたのでタイラーメンをソッコーオーダーするも.....すぐに空いてた理由がわかりました。本日のサワディはやる気なし。麺はノビノビでスープも味なし気味。今までフジでもサマソニでもサワディだけは100%信じられるお店だったのにちょっとコレは酷い。こんなことやってたら客が減りますよ〜。
気を取り直して、a-haのステージへ。Eric達がPA前のグッド・ポジションをキープしていたのでちゃっかりそこに合流し、ステージをしばし鑑賞。a-haはこの公演を最後に解散するのだそうで、バンドの解散を惜しむファン達の後ろ姿を見ながら、10年前のSP解散当時の自分たちのことを思い出しちょっと複雑な心境になった。自分だけ一足先にa-haを抜けたところで、LAからわざわざ今回のSP来日公演を見る為に日本に帰国したというヒロミさんと彼女のお友達に逢いご挨拶。後てまた合流しましょうと言って、自分はthe HIATUSが終わったばかりのマウンテンステージに移動した。セットチェンジの様子をうかがいながら前へ前へと進んで行くと、気づいたら最前列。まぁいいいや、ちょっと様子を見てみようということで、そのままそこでRICHARD ASHCROFTの登場を待った。18:00過ぎになってやっと幕張に着いたというSちゃんとも合流しリチャードのステージを堪能。ロングヘアのイメージが強い彼が、坊主刈りという出で立ちで登場したので一瞬ダレ?と思ってしまったのは秘密だが、なかなかよいステージだった。数日前に体調悪くてどこかのステージをすっぽかしたとかいう話を聞いていただけに、この日の力の入ったステージにはちょっと感動した。さて、バラバラになっていたみんなとも再び合流したし、次はいよいよPumpkinsのステージ!(ショウのレポートは
コチラ
)
Pumpkins終了後、明るくなったステージの前でEricが良いステージだったねって言うのを聞いてウンウン。Pumpkinsがまた日本で見られるなんてやっぱりうれしい。終焉を迎えるバンドを見守るファンもいれば、その一方で私たちみたいに再会の歓喜に包まれているファンもいて、フェスも悲喜こもごも。KikuさんとSちゃんとともに、ニコールはどうだった、マイキーはどうだったと話しながら楽しく帰途に着いた。
8/08(Sun) - Day2 Tokyo to Osaka
Sちゃんとヒロミさんとともに昼頃の新幹線で大阪へ移動。移動の際にメンバーに会えるといいなーなんて思っていたが、世の中そんなに甘くなかったです。大阪に着いたらすぐホテルにチェックインして会場へGO!の予定だったけど、大阪って路線の違う同じ名前の駅がいくつもあるのに、案内表示板が不親切でどこからどの電車に乗っていいのかまったく解らず、結局ホテルの人に地図をもらい場所を教えてもらってやっと電車に乗ることができた。ふぅ。で、もう1つ問題があって、実は大阪在住のY嬢と待ち合わせのつもりでいたのだが、朝から連絡しているのにも関わらず、彼女の電話もメールもまったく通じないという状況に陥っていて...なので、これはなにかあったのでは?と心配していると、15:30過ぎにやっと彼女から電話が。どうやら彼女の携帯電話の電池が壊れていたようでまともにメールも送信できないらしく、さらには3分もしないうちにすぐに充電が切れてしまうのだとか。半ばパニックになっている彼女の思いをよそに『3分かー、ウルトラマンみたいだな』なんてちょっとホッとしながら話を聞いていた自分。この電池のトラブルに加えて、サマソニ大阪の会場はどうもソフトバンクの電波がほとんどつながらないという話だったので、とりあえず(Pumpkinsの出演する)スカイステージで逢おうと言って電話切った。
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まともに読めなくなったセットリスト
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このビリケンさんは...
会場に着くと大分日は傾き始めていたけれど、まだまだ気温は高く、会場周辺にはダルそうにしている若者がゴロゴロ。チケット交換所をやっと見つけてリストバンドに交換してもらったが、なんだかこのユルイ感じはリストバンドなくてもOKそうな勢いw。(近くにいれば確実に音は聴こえるのでタダソニし放題?)とにかくスカイステージまで移動して中に入ると、丁度PAVEMENTが例のRange Lifeをやっていたw。スカイはセカンドステージだっていうのにあまりにも人が少なくてビックリしたけど、サマソニ大阪はいつもこんなもんなんだろうか?とりあえず何か食べておかなきゃと思ったが、この場所には出店が少なく選択肢も限られていて、仕方なく「汁なしラーメン」とかいうやつを食べて無理矢理腹ごしらえ。すごくジャンクな感じで体に悪そうでした。
PAVEMENT終了後ステージ前まで移動して、今日はニコール側の最前列を確保。それにしても本当に人が少なくてRICHARD ASHCROFTの出番ももうすぐだっていうのに後ろはまだまだ余裕アリアリ。あんまり人が少ないとアーテイストのやる気を削ぐんじゃないかなと思ったけど、リチャードはちゃんと登場してくれてきっちりとステージをこなしてくれた。リチャードが始まってすぐにY嬢とも無事に合流でき、一安心。あとはPumpkinsの登場を待つのみ!(ショウのレポートは
コチラ
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ステージ終了後、ずっと以前からPumpkinsのファンサイトを運営していたKazueさんやご友人を見つけてご挨拶。久々にお会いできてうれしかった。楽しかったですね!!帰りは4人になったので、サマソニ大阪会場からタクシーで脱出することに。タクシー待ちをしながら本日のセットリストのおさらい。実は紙を忘れてしまったので、手の甲に直接メモっていたのだが、途中から汗で字が上手く書けなくなりグチャグチャになってしまったw とにかく記憶のあるうちにと、Sちゃんの協力を得ながら携帯のメールでリストを清書。ありがとう〜!
ホテルに戻った後、せっかくなのでと繁華街をぶらっとしたが、日曜日の深夜ということで人通りが少なくて寂しい感じ。そのアーケードにビリケンさんがいたのでお賽銭を入れて来たが、後日Y嬢に聞いたら「それは偽者だよ」と言われ衝撃を受けた。騙されたよ!(本物は通天閣の中にいるんだとその時知りました。本当にごめんなさい。)でもその偽のビリケンさんが思いのほか威力を発揮してくれたので良いのです、信じる物は救われる?!
8/09(Mon) - Day3 Osaka to Tokyo
ホテルの朝食ビュッフェでがっつり食べて、エネルギーチャージ。寝不足と溜まった疲労は解消しきれていないけれど、久々にまともな食事が出来てそれだけで元気が出た。新大阪駅で家族にお土産を買い、昼頃の新幹線でSちゃんとともに帰京。ヒロミさんとY嬢は夜の新幹線で東京に移動してくるという話だったので、本日はここで一旦解散。1日留守にしてただけなのに、なんだか久しぶりに家に帰る気がする。今日が月曜日だってことも忘れそう。
8/10(Tue) - Day4 Tokyo
家に泊まりにくることになっていたY嬢と落ち合って、最寄り駅で昼食をとった後、両国方面へ。なぜかというと建設中のスカイツリーを見てみたいという話になり、せっかくだから見える所まで行ってみましょうということで。総武線の車窓からスカイツリーが見えたときはちょっとうれしかったけど、近くに行くほどのこともなかったので、おとなしく両国駅で折り返した。少し時間は早かったけれど、ブラブラして体力を使うのもよくないので、そそくさと新木場スタジオコーストへ。
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一応スカイツリーです 。
京葉線を降りると自分より明らかに1世代は若そうなピンクとか紫のTシャツ着た子がゾロゾロ。ゲストバンドのムックファンの皆さんでした。キツい日差しを遮りながらヨロヨロと歩く私たちと対象的に、「日焼けなんて気にしてないぜっ!」って余裕の笑顔で会場に向かう彼女達。いいねー、こうでなくちゃ。夏休みはまだまだ続くよ!
開場までにはまだ大分時間があったけど、コーストには既に人が集まっていた。殆どがゲストバンドファンの子達だったけど、早くに荷物をロッカーに入れて身軽になりたいって感じかな。自分たちは日陰で水分補給して一休み。開場間近になってSちゃんとKちゃんと合流して中に入った。今日のチケットは比較的早い番号だったので、頑張れば最前列も可能だったけど、ゲストバンド2組をやり過ごす自信がなかったので後方の1段高くなった所で楽しむことにした。ちなみにKちゃんだけは最前列で頑張りました。エライ!(ショウのレポートは
コチラ
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ショウの後、カラカラになった喉を潤すべくバーカウンターに向かうと、2000年のSP解散ツアーの際に知り合ったMさんに遭遇。ショウの前にもご主人のRさんと一緒にこちらに気づいてくれて手を振ってくれましたが、久々に逢えて凄くうれしかったです。で、出口近くで水分補給しながら半ばボーッとしてたら2005年のビリーのソロ公演の時に顔見知りになった島根の男性の方が声を掛けてくださいました。サイト見ててくれてありがとうございます!しっかし、みんな盆休み前にわざわざ休暇を取ってくるのだから凄いよね。愛だよね、愛。
8/11(Wed) - Day5 Tokyo
午前中はY嬢と一緒に近所の図書館に行ったり、スーパーに行ったりして日常を過ごしてみた。今日は平日で、普通なら仕事しているはずなんだけど、Pumpkinsが日本に来ているってだけでこの数日間はフワフワした暮らしぶり。ちゃんと社会復帰できるのか?
のんびり自宅を出発した為、開場時間ギリギリの到着になってしまったが、Sちゃんが先に入って場所を確保してくれていたので昨日と同じ場所で鑑賞することができた。本当にありがとう。(ショウのレポートは
コチラ
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ドリンクカウンターのメニュー
昨日、ステージに向かって投げられた空のペットボトルがビリーにぶつかりそうになったせいか、入場の際のチェックで飲み物を取られてしまったので、中盤からノドがカラカラになってしまい辛かった。入ってすぐにドリンクチケットで水をもらっておいたけど、蓋取られちゃうし、350mlの小さなペットボトルに入っている水なんてすぐになくなってしまったので、Sちゃんのお水を恵んでもらいながらなんとか乗り切った。ショウの間は踊り倒しで、ステージを見逃したくないないから中座も出来ないし...もう少し自分でもペース配分すべきだったとは思うけど、なんか空調が全然効いていなかったのでは?ドリンク売る為かもしれないけど、具合の悪い人が出ないようにしてもらいたいなぁ。終わってから少しして、左半身がしびれてきて、立っていられなくなってしまったんだけど、後で調べたらこれって熱中症の初期症状だったらしい。近くにいたいろんな人が気を使ってくれて、あと、北欧の方から来てたという白人の男性が親切にも水を1本くれたのでそれをゴクゴク飲んでしばらくしたら回復した。いろいろとすみません。ありがとうございました。本当に助かりました。
ハードだけど、とっても充実したPumpkins来日週間でした。楽しかった!
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