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とうとう最終日。でも日本国内だけで4回も公演をしてくれるんですから、ヨーロッパの方にくらべるととても幸せな事だと思います。そんなわけで今日も存分にたのしむぞ！
で、今回はワタクシ、とにかくチケット運がよかったらしくて、この日の整理番号も11番というありがたい番号。荷物もうまい事処理して（JIROさんどうもありがとう！）本日もちょっとMattよりの、でもほぼBilly前の好位置をKeep。結果的に4公演中、3公演を最前列でがぶりつきというラッキーさんです。
チケットの売れ行きがあまり思わしくないようでしたが、蓋をあけてみればなんの問題もなし。こんな小さなところで彼等のショウが見れるなんてことはもうこの先なくなるだろうし、他の公演を見てやっぱり来たくなっちゃった人とか、とにかくそんなわけで自分のいたところから後ろを振り返ると人、人、人でいっぱいになってました。わーい。
今日は10分ほど押し気味で客電が落ちてショウがスタート。にしてもいきなりのLyricとは！ オーディエンスもやる気充分で、楽しんでやるぞってなもんですから、私も隣にいたJIROさん＆N嬢も物凄い勢いでおされまくり、ポールに挟まれてアイタタタ。この時の事、あんまりよく覚えてません。顔をあげるとBilly先生がこっちを見てました。（あ、気になさらずに続けて下さい）
しかし、この曲でのオーディエンスの一体感はすごい。床の揺れもすごい。みんなすごく楽しんでます。この調子で続いたDeclarations Of Faithでも降ってくる人多数。Maybe we were born to love の大合唱。もうみんなZWANが大好き！そんな感じでした。続くEl Solも今日はピシッっと決め（歌詞間違わなかったしね）てくれたのですが、テンション上がりまくりのオーディエンスの前方への押し寄せ具合が半端でなく、ポールに挟まれた私たちはちょっと気絶しそうな感じでした。
そんな状態を知ってか知らずか、ステージは一旦落ち着いてFor Your Love。 Billyの声ってすごくいいよなぁ。とにかく幸せな気持ちになります。みんなもじっくりと聴いていました。そして曲は再び大盛り上がりのSettle Downへ。BillyとMattのギターがうねるうねる。この人達、ほんとにギターが好きなんだなぁ。とにかくCool！の一言です。
で、次に披露されたのはEndless Summer。この曲は全ての日本公演で披露されたのだけれど、この日のプレイが一番胸に強く残ってる。 演奏の途中で突然ステージのライトが消えて真っ暗になるというハプニングもあったわけですが、なによりも自分にとってすごく幸せな瞬間がありました。ちなみにライトは結構長いこと消えていたので、途中で演奏までSTOPしちゃうんじゃないかとハラハラしたのですが、彼等は真っ暗な中ずっとプレイをし続けました。（フレットも見えないし、Jimmyにいたってはドラムセットがほとんど見えなかっただろうに）で、ライトがついた瞬間にBillyは歌いながらガッツポーズ！！さすがでしたね。
さて、ここでまたブレイク。次に披露されるOf A Broken Heartの為にPazがバイオリンをセッティングしている間、Billyがふらふら歩きながら『We are Zwan!』と言ったんだけど、オーディエンスは一同シーン。で、Billyちょっと泣きマネ。なんかかわいい。
やっとメンバーそれぞれが定位置に着いたところで、Billyが真面目に話をしようとすると、Billyの横でPazが手前のFANに向かって手を振ってみたりなにかをやっている。それを見たBillyは『僕が喋ってる間、キミは好きなようにやってなさい』と笑いながらコメント。 結局Billy先生は話すのを諦めて、Pazがプレゼントを受け取るのを見届ける事に。調子に乗ったPaz嬢はプレゼントの包みを嬉しそうにあけていきました。中身はあけてもあけても袋だった為、メンバーも会場も大ウケ。最終的にシルバーのブレスレットとネックレスが出て来てPazはほんとに嬉しそうでした。ちなみにこのプレゼントを手渡したのは、昨年4月のシカゴで行われたZWANのショウを私と一緒に見に行ったAさん。今回のツアー中、ずっとプレゼントを渡すタイミングを考えていたようですが、本当にGoodなタイミングになりました（笑）。
で、しっとりとOf A Broken Heartが終わると、Billyは自らギターチューニング？ 曲はJesus, I。そしてGod's Gonna Set This World On Fireへ。じわりじわりと盛り上がっていくこの感じ、とにかくたまらないです。最終公演ということもあって「one of these days」と一緒に歌ってる人も多かったですね。
それから、Billyが彼の大切な友人に捧げますと紹介してアルバム未収録のLove Lies In Ruinが演奏された後、オーディエンス一同、待ってましたのHonestly。大合唱の中、彼等の表情も、みんなとこの楽しい時間を共有出来てHappyだよ！ってそんなふうに見えて、私もすごく嬉しくなった。（相変わらず後ろから押されてててお腹はとっても苦しかったけれど）そして本編ラストはFriends As Loversで終了。とてもすばらしい演奏でした。
アンコールに応え、メンバーが再びステージに登場。ステージには真っ赤なフライングVが用意されている。Mary Star Of The Seaだ。この曲はほんとに凄いの一言に尽きる。Billyは曲の見せ場で丁度私たちの前に立ってプレイをしてくれたのだけれど、美しいギターのフレーズと、その姿を見てだれもが魅了されずにいられないだろうなと思った。そして曲が終わるとBillyは「ドモアリガトウゴザイマス」と日本語で挨拶し、ステージを去っていった。
再びのアンコールの大きな拍手に迎えられ、メンバーがうれしそうにステージに登場。そして演奏されたのはRide A Black Swan。今回はこれまでの公演で見せたDavidの幻想的なイントロは入らず、Billyの爽やかなギターで曲がスタートした。曲の間、またライトが消えるというハプニングがあったんだけれど、丁度、My prayers are nestled BRIGHTRYという歌詞のBRIGHTRY（輝く）を歌うところでパチッと電気が付いたので、Billyがちょっとビックりしつつニヤッとしたのがかわいらしかった。うーん大好き。「As the world goes round with our love」そう、世界は周り続けるよ、Billy。
曲が終わり、ステージが明るくなるとBillyは「どうもありがとう。フジロックにでまた日本に戻って来たいな。『We want ZWAN！』ってみんなでプロモーターにメール送ってね」と。これにはオーディエンスも大喜び。そして最後の最後に「ロックって最高！」のコメントとともにSpilled Milkのレインボーな輝きを放って、日本公演は終了した。 |
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