| |
|
大阪公演の翌日、一旦東京に戻り、またその翌日仕事を終えた後新幹線で名古屋入り。なんか勿体無いけど全部のショウを楽しむ為にはちょっと無理も必要ってことで。
ちなみにこの日のチケットNo.はなんと3番！という素晴らしいものだったので焦る事なく最前列をget! この会場はとても小さくて、とにかくステージがすぐそこ。なんだか緊張します。でも隣にはN嬢やR氏＆Mサン夫妻もいらっしゃいまして、開演までの時間を退屈する事なく過ごせました。
やはり今日もほぼ定時に客電が落ちショウがスタート。私たちの後ろには外人さんが２人いたのですが、暗くなったとたんに後ろからギューっと押された事に「信じられない！」と非常にビックリしてました。（でも彼等がジェントルマンだったので前にいた私たちが押される事はなく、最前列のしかも真ん中なのに非常に居心地よく過ごすことができました）1曲目はEndless Summer。でもなんか今日のBillyは心ここにあらずという感じ。なにか気になる事があったんでしょうね。
続くLyricでもなんか調子がおかしそう。出だしからギターの音も変だし、どうしたのかな。指、やっぱりよくないのかな？なんて心配に。オーディエンスの盛り上がりをよそに、El SolでもBillyは大失敗。ハッキリ歌詞間違えてます。どうやらjust to butter my toast を just to butter my TEA と歌ってしまった模様。（あれっ、Pazと顔を見合わせていました。Pazは私じゃないわよ、という顔）なんだかちょっと緊張感がありません。MCでも上の空な感じで『名古屋に泊まるんだけど、今夜なにしたらいいと思う？』とかなんとか言ってました。
そんな中、この日本公演で初お披露目となったBaby, Let's Rock。ロックとカギが掛けられているキュートな曲なのですが、なんだか自分、集中出来ていません。こんないい場所で見てるのになぁ。で、曲はRiverviewを挟んでSettle Downへ。トリッキーなプレイを披露するBilly。オレのギターよく見とけよ！と言う具合にガンガンいくのですが、なんか空廻りしてるような気も。でもBillyとMattのテクニックがこんなに間近で見れたのだから、それだけでもう満足ですよ。オーディエンスも本当に楽しそうで、続くHonestlyでは大合唱。モッシュモッシュです。
そんでもって、なんとこの日はCome With Meまでプレイされました。非常にシンプルな曲なのですが強いメッセージを持った曲で、Billyのやさしい歌声にはジンと来るものが・・・。やっとショウを心から楽しめるようになったかな。アルバムを聴いた時にこの曲のハーモニカは誰が吹いているのかなぁ・・・と思っていたのですが、やはりDavidが担当していました。この人、地味なようでいてやっぱりキーマンです。
Of A Broken Heartで会場をしっとりとさせた後は、Ride A Black Swanへ。でも、Davidがいつもの幻想的なイントロを弾いている間、Billyは後ろを向いてギターをいじりながらMattやJimmyたちとおしゃべり・・・ 大好きな曲なのですが、ちょっと今日は緊張感がなさすぎるんじゃないのー？ ギターの入るところもビミョーにとちった感じで、オイ、オイBillyって心の中でつっこみ。でも、そんな彼等のリラックスムードがよかったのか、会場は終止アットホームな感じで、続くDeclarations Of Faithでも大盛り上がり。なんだかんだいっても楽しかったです。
本編ラストはダイナミックにJesus, Iから Mary Star Of The Seaという選曲。本日はアルバムと同じ構成で披露されたのですが、なんかちょっとチューニングがおかしかったのが機材のトラブルか、とにかくビリビリへんな音がでていました。でもどちらの曲も本当に素晴らしくて気持ちよいので、できればバラバラに聴きたいなぁなんていうのは贅沢なお願いでしょうか。
アンコールで再びステージに戻ったBillyはまずメンバー紹介。東京公演でのジョークを交えたメンバ－紹介の失敗を返上すべく、本日はメンバー1人1人をいたってフツーに紹介し、最後に「そして私がリュウイチ・サカモトです」だって。今日はオーデイエンスの皆さんにウケてもらえてました。
で、アンコール1曲目はFriends As Lovers。爪のケガのせいで、指で弦を弾くの大変じゃないかな？なんて思いながら指先を見ていたのですが、そんな心配は全く無用でした。（絆創膏もとれてましたし）続いてA New Poetryを演奏するとあっさり裾に引っ込む彼等。もしかして今日はもう1回アンコールやってくれるのかな？そう思っていると・・・
オーディエンスをあまり待たせることなく、再び彼等がステージに戻って来て2回めのアンコール。この時、会場後方からFANの持ち物で、ZWANのメタルなロゴが光り輝く携帯電話が差し出されました。Billyはそれを嬉しそうに受け取り、掛かって来た電話に『ハロー』。でもよく聴こえなかったみたいで、すぐに諦めて携帯電話は無事にFANの元へと戻りました。
で、オーラスは待ってましたのSpilled Milk！！なんだかいろいろ書いたけど、とりあえず最後は存分に楽しませていただきました。そして演奏が終わった後は、やはりBilly はいつものようにステージ前に集まるオーデイエンスに丁寧に握手をし、大きく手を振って去って行きました。とにかくお疲れ様です。来日公演も残すところあと1日となってしまいましたが、明日もよろしく頼みますよ！ |
|
|
|
|
