ヴァージンとの訴訟とバンドの今後

ビリー・コーガンが、スマッシング・パンプキンズのヴァージンに対する訴訟に関してとの今後の活動の情報について、Billboard.comの記者に語ったとの記事がUPされています。
ビリーは、ヴァージン側がペプシのプロモーションにバンドの許可なしに楽曲を使ったことを「正しくない」とし「そのため、我々にはこのような訴訟を起こす権利がある」と強く主張しています。この件に関してヴァージンは相変わらず沈黙を守ってるようで、さらに、バンド側は過去にリリースした彼らの楽曲の版権について以前からヴァージン側と何度も話し合い、権利をバンドに移行させるべきだと再三にわたり提案しているにもかかわらず、すべてのステップにおいて抵抗され拒否されたと記事は伝えています。(パンプキンズ側の主張では、90年代の後半にしたヴァージンとの再契約において、バンド側とバージン側の両者が版権の持ち主であるという契約になっている為、ヴァージンがバンドの許可なく勝手に彼らの楽曲を使用することは契約違反になるということのようです。)バンド側は自身の楽曲の版権をすべて買い取る為の申請をしたそうですが、ヴァージン側は金額の提示をぜす、法外な金額での取引をするか、バンドが泣き寝入りするのを待っているようです。
裁判の進展はあまりないようですが、パンプキンズの活動意欲はとどまらない様子。彼らが過去にリリースしなかった楽曲(これまで日の目を見なかったスタジオトラックや、 “Siamese Dream” や “Mellon Collie and the Infinite Sadness”の楽曲の歌詞の違うバージョンなど)や新作を2〜3年にわたってリリースする予定があるそうです。
本日付けのオフィシャルサイトの記事でも、2008年の9月にNEWシングルがリリースされるとの記載があり、今週中にも詳細が発表されるとのこと。楽しみです。

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