マイクとニコールのBlogにアジアツアーの記事

マイクのBlogニコールのBlogに来日公演を含むアジアツアーの際の日記がUPされています。シンガポール、日本そして韓国とアジアでのツアーは彼らにとって非常に刺激的な物であったようです。
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マイクのBlogより(意訳です)
日本のカルチャーは正気とは思えないほどの情報量でとても圧倒的だった。街はとても力強くてカラフル。人々もすばらしい。秋葉原や原宿そして2カ所の寺院を訪問したけどとにかくあちこち見て回る所があった。浅草寺では意味のよくわからない英文の書かれたTシャツを父親のお土産用に購入したんだけど、とにかくどこに行っても日本人は礼儀正しくて自分に敬意を払ってくれた。これに驚いていたんだけど、この経験はサマーソニックでのショウをしたときの面白いステージ体験にとっても役立ったんだ。
千葉の幕張メッセでのステージは自分が今までプレイした中で一番多くの観衆がいた。どれぐらいの人がこの建物の中にいるのかわからない程で、群衆はステージ前からずっと奥まで永遠に続いているって感じ。それなのに、面白いことに彼らは拍手をした後は、とっても静かなんだ。ものすごい群衆に対面してドラムセットに座っているのに、なんの騒音もないなんてものすごく奇妙な感覚だったよ。だからこのショウは僕のお気に入りの1つになった。このすばらしい経験は決して忘れないと思う。
次の日は大阪まで新幹線で移動。すぐに着いちゃったからびっくりしたよ。信じられない早さだった。大阪駅からフェスティヴァル会場までは車で移動。会場はすっごく奇麗だった。僕らは会場をぶらぶらして、ちょっとお寿司を食べて、それからステージの始まる時間までウォーミングアップした。とても良いショウで、時々別のステージでやってるJAY-Zの音がかぶってきちゃったけど、全体的にいい感じのショウだった。で、その夜は大阪に宿泊。
スタジオコーストでやった2回のショウはとにかく最高だった。出演したどのバンドも最後まで燃え尽きてね。エネルギーは電流になって、オーディエンスはワイルドで僕たちは爆発した。ショウの後で僕はKat, Kristin, Nicoleと何人かの友人達とカラオケに行ったんだ。最初はちょっとどうかなぁって思ってたんだけど、すぐにこれはツアーの一番の思い出になっちゃった。僕らは内面をザック・デラロッチャみたいにしてこれまでにない方法で楽しんだんだ。その後、僕たちは明日の韓国への移動の為に休息をとりにホテルにもどった。
(中略)
最後に1枚、東京で撮影した広告の写真を掲載します。僕たちが見つけた、100%現実のこと。本物に美しくて、全く陽気な物です。(トイプードルがジーンズを履いているLeeポスターの写真がUPされてました。)また逢いましょう!
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ニコールのBlogより
東京は見事なまでに漫画みたいな所だった。私はこれまでの人生において、1つの街でこんなに多くの明るい色とニコニコした表情を見たことがありませんでした。すべての女の子が生きている人形みたい。女の子達の話といえば、私はウイッグを見る為に立ち寄ろうとした店でさっそくつまづいてしまったの、お店に入るのに列があって。これには本当にびっくりしちゃった。(礼儀正しく並んで入るということに驚いたのだと思います)まさにカルチャーショックだったけど、でも私はそれはすごく良いことだと思った。
私が日本について最も評価したいのは日本人の仕事に対する姿勢。私がどこへ出向いても、私を助ける為の緊張感があった。ホテルで働いている人間からタクシードライバー、それにマクドナルドのカウンターの向こうにいる店員にいたるまで。(実は私はマクドナルドのエッグマックマフィンが食べたかったんだけど)ただ疲れていたからなのか理由は解らないけれど、その朝マクドナルドで感情的な瞬間があった。マイキーがその時の証人。私はカウンターの向こうで働いている沢山のスタッフのプライドにすごく圧倒されて泣いてしまったの。私に敬意を払いながら効率よく、あっという間に注文品を用意して袋をテープで留めて、微笑みを浮かべながら両手を差し出して品物を手渡してくれたんだもの。こんなことってアメリカにはないから。
エモーショナルなニコールについてはもう十分ね。サマーソニックは私を興奮させてくれた。オーディエンスはほとんど静かだった。だけど、私はこれが日本人の習慣だと聞いていたから驚かなかった。ステージで咳をしてしまったんだけど、ずっと後ろの方にいる人にまで聴こえてしまったんじゃないかと思って(そこには多分15,000人くらいの人がいたと思うんだけど)恥ずかしかった。それくらい静かだった。
大阪では私たちはステージにいる時、曲と曲の合間にJay-Zのパフォーマンスを聴くことができたの。私は彼のショウをすごく見たいと思っていたからそれは凄くクールな出来事だった!そうそう、a-haの”Take on Me”を見ることも出来たんだけど、凄く良かった。
私がこんな表現を使うのは滅多にないことなんだけど、東京に戻ってからの2回のショーは常軌を逸してた。いかなる理由があろうとも、スタジオコーストの初日の公演は私自身が体験したPumpkinsのショウのなかで一番のものだったと思う。日本のオーディエンスは一般的にとても静かだけど、今日のオーディエンスはロックの楽しみ方を知っていた。オープニングバンドの演奏中に、マイキーはオーディエンスにまぎれて皆と一緒にヘッドバングしちゃったくらい。とにかく凄く面白かったとしか言えない!(ムックのステージとファンが相当楽しかったみたいですね!)

ニコールのFacebookより
それから、築地市場で今までで最っ高!のお寿司を食べたの。ご飯の上にマグロとネギが乗っかっているだけのとってもシンプルなものなんだけど、ものすごく新鮮でおいしかった。日本食について私が感じたことを、なんて説明すればいいのか言葉が見つからない程。ラーメンにもヤラレちゃった。
でも、交通網に関しては自分の想像していた以上に注意が必要だった。複雑で。結局地下鉄をあきらめて、どこへ行くのにもタクシーで移動してしまった。本当に映画のロスト・イン・トランスレーションの気分だった。私たちは原宿でも買い物をしたんだけれど、メガホンで叫びながらお店へ呼び込みしてるのはちょっと圧倒的だったかな。でも楽しかったけど。
(中略)
とにかく東京にはとっても感動した。生きる人形とゴミのない、不思議なおとぎ話の世界にいるような感じで。実際、通りでゴミの破片も見なかったくらい。すべてにおいて本当にすばらしい時間を過ごせました。
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日本での滞在をとても楽しんでいたようでうれしい限りです。またすぐに来日してね!

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