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↑会場内の配置図/赤丸が私のいた所
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しばしのロンドン観光の後ホテルに戻り、私は相方とりゅうさんとともに本日の会場、ウェンブリー・アリーナへと足を運んだ。ウェンブリー・アリーナはロンドン市街から北東に位置し、中心地からは若干離れた所にある。しかしながら主要な乗り換え駅である「ベイカー・ストリート」駅から急行で10分くらいなのでそんなに遠くは感じなかった。この会場の公演はいろんなアーティストのライヴビデオに使われている為、なんとなく中の構造のイメージはできたが、外観は思っていたよりも古い建物のようだった。横浜アリーナと同じくらいの規模でとても広く、座席の感じは左図のようになっている。(昨日の公演とそんなに変わらない)本日もメリッサ寄りの赤丸あたりの席だった。
これまでの公演と同じようにステージは白ビリーによる『Glass and the Ghost Children』ではじまったのだが、一昨日のパ−ミンガム公演とは全く違い、観客もステージに集中していてとても気持のよいスタートだった。シングル曲の『Thirty-three』ではやはり大合唱が起こり、広い会場のあちこちにライターの灯火が揺れてとても美しかった。 今日はこれまでで一番ステージから遠い席だった為、音の伝わりが非常に悪かったが、彼等のプレイはそれに勝る素晴らしいもので、会場全てがエネルギーに満ちあふれているという感じ。サポートキーボーディストが2人加わったことで、全ての曲が本当に素晴らしいアレンジになっていて、とにかくバンドとして油がのっているという印象だった。ファーストセットはこれまでと同様、『Blue Skies Bring Tears』→ジミーのドラムソロへと流れて終了、会場内には大きな拍手と歓声が響いていた。
セカンドセット1曲目もこれまでと同様に衣裳替えした黒ビリーの『Glass' Theme』ではじまった。もちろんマシーナ2の曲である為、決してよい反応とは言えないけれど、ステージ前方ではかなりの盛り上がりを見せていたし、スタンド席で座っている人達も彼等のステージに釘付けになっているようだった。ビリーはとても気持よさそうにギターを弾き、歌う。往年の曲ではサポートの2人がいることでさらに奥行きがでており、また、メンバーの息の合った演奏もとにかく素晴らしい。会場の盛り上がりも相乗効果を産んでいた。『Bullet with Butterfly Wings』では観客からも自然と手拍子がおき、『Rock On』〜『Heavy Metal Machine』の流れでは、腕を上げヘビメタマシーンコール。もちろん大ヒットしたシングル曲『Disarm』『Tonight, Tonight』では歌を歌うのが大好きなイギリス人らしく大合唱。ビリーの声も本当にのびのびとしていた。また、UK公演では殆どみられなかったMC・・・アメリカンジョークなんかも間に挟みつつ本編は終了。続くアンコールで披露された『1979』では驚くほどの手拍子と合唱がおこり、 温かい雰囲気の中ステージは終了した。公演が終わってからも、なにか温かいものがじわじわと心に染み込んでくるような、素敵なショウだった。
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Setlist
Set 1:
01. Glass and the Ghost Children
03. Stand Inside Your Love
04. Thirty-three
05. To Sheila
06. Blue Skies Bring Tears
Set 2:
07. Glass' Theme
08. The Everlasting Gaze
09. Bullet with Butterfly Wings >>
Once in a Lifetime [Talking Heads cover]
10. Speed Kills
11. If There Is a God
12. Rock On [David Essex cover] >>
Heavy Metal Machine
13. Disarm
14. Tonight, Tonight
15. Porcelina of the Vast Oceans
16. I of the Mourning
Encore 1:
17. Blank Page
18. Ava Adore
Encore 2:
19. God Save the Queen [trad'l](tease)
20.1979
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