June 21, 2000 @仙台県民ホール

 
 
当初は行くつもりではなかった仙台公演だが、我慢できなくなって行くことにする。上司に半休の願いをだし、同じように「やっぱり行きたくなってしまった」と言うかおるさんと共に2時過ぎの新幹線で東京を出発、4時頃には会場に到着した。当日券も無事ゲット。意外にも1階21列目と見やすい席で、なかなか悪くはない。席に着いて開演を待っていると、仙台にはそんなに来日アーティストが来る機会が少ないのか、始まる前からかなり盛り上がっていて、声援が飛んだり拍手が起こったりと、とてもいい雰囲気だった。そして、そんな会場の熱気をうけてなのか、セットはいきなりのハイテンションナンバー『The Everlasting Gaze』で始り『Heavy Metal Machine』へとつづいた。今回のツアーはこんな風にその会場の様子でセットリストが変わるようだ。『Fuck You(an ode to no one)』では「ジミーの勢いが留まらず!」といった感じで、それに伴ってビリーもぐいぐい曲を引っぱっていく。メリッサはドラムに近付いてジミーの様子をうかがい、一生懸命ついていこうとしているようだった。また、アコースティックセットでは『Ava Adore』が披露された。ジミーの叩くアヴァ・アドアは、バンドの悲しい過去の傷が癒えたことを実感させた。とても素敵だった。そうそう、この日はジェイムスとメリッサ2人の衣裳が白に変わっており、黒い悪魔(ビリー)を囲む堕天使のような印象だった。
 
   
 
   
  Setlist
01. The Everlasting Gaze
02. Heavy Metal Machine
03. Glass and the Ghost Children
04. Blew Away
05. Stand Inside Your Love
06. I of the Mourning
07. To Sheila (アコースティック)
08. Ava Adore (アコースティック)
09. Fuck You
10. Pug
11. Zero
12. Blue Skies Bring Tears
13. Cherub Rock
Encore 1:
14. Bullet with Butterfly Wings >>
Once in a Lifetime [Talking Heads cover]
Encore 2:
15. With Every Light
16. Mayonaise

 
     

 
  この日のこぼれ話


最終の新幹線で帰らなければならないため、『Mayonaise』が終わるか終わらないかののところで、後ろ髪を引かれながらも会場を後にした。しかも猛ダッシュ!! 途中、靴が脱げそうになりながらも、通りに出てすぐさまタクシーを捕まえ仙台駅へと向い、再びホームまで猛ダッシュ!!!シンデレラ気分を味わった。(ここのところこんなに一生懸命走ることなんてなかったからほんとに疲れました。)改札をくぐり抜け、ホームまで辿り着いてやっと一安心。→

  すると仙台宿泊組のJIROさんから連絡が入り、アンコールが終わった後の様子を伝えてくれた。メンバー達はゆっくりステージを去っていき、中でもビリーはステージ前に詰め掛けたファンと丁寧に握手をしてくれたそうだ。いろいろバタバタしたけれどこれもまた想い出。ホームでお土産に「萩の月」を買いました。おつかれさま。