Viper Roomのレポート（by Hiromi）

The Smashing Pumpkinsの今夏のツアーの幕開けとして、6/30（木）にLAのThe Viper Roomでライブが急遽行われたのですが、その貴重なステージを見に行った現地在住のHiromiさんからレポートを頂いたのでご紹介します！

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昨日は長い１日でした。夕方5時にハリウッドのハコに着いてみると、15名くらい並んでいました。先着順でサウンドチェックご招待は残念ながらなかったです。それでも6時前からマイク、ジェフ、ニコールと到着。ビリーもケリーさんの運転で登場。ご機嫌で挨拶しながら中に入って行きました。サウンドチェック開始が7時前。45分ほどしてビリーが車に戻ってきました！またまたご機嫌で、ギフトを渡すと「Thank you！hiromi！」と受け取ってくれ、「あと一月ちょっとで日本だねー。楽しみ！」と言うと「Japan? Huh? What’s Japan?」とジョークで返してくれました。また別のファンにはショー開始は11時と教えてくれました。普段ライブ前は食事しないのにその彼が出ていくのを見て気付くべきでした！8時頃開始時間を知った何人かでエネルギーバーとかスナックを買って栄養補給しました。
8時30分すぎにはドアオープン。更に待つこと2時間半。このgigのチケットはすぐ売りきれたので、待ってる間はどうやってチケットを取ったかで話が盛り上がってました。チケットない子達も朝11時を先頭に15名くらい待っていたし。

ようやく時間となり、一気に会場は盛り上がり、ライブの始まり！ビリーは上機嫌のまま、ちらちらとGFのJessicaさんがいるらしき方をニヤニヤ見ながら歌っていました。しかしだんだんロック魂が燃えてきたのかHummerあたりからオーラ出してギターに乗り掛かるかのように、弾きまくってきました！やっぱりスマパンを生で堪能できるのは幸せの絶頂！正直、始めはジミーのドラムを無意識に探していました。特にPerfectとかメロディー系の曲ではマイクのドラムがわからなかった。でも最後のUnited Statesの時、あまりの違いに驚いていたら、ビリーのギターがすごく強くなっていることに気付きました。
ビリーはジミーが去ってから本当にいろいろなことを乗り越えて強くなり、今もスマパンをやっていることに喜びを感じてることが伝わってきました。そこで自分なりに感動していたら、アンコール最初のウクレレソングで、観客がノっていなかったためか、ビリーが「You guys are not deserved for an encore」と言うと観客の一人が「I agree!」と返してしまい、ワンフレーズを歌って「これをずっと歌いたかったんだ」とつぶやいたあと急にステージを降りて行き、あわててアンコールの拍手をし出す私達に、今日のライブは終わりとアナウンスが流れてきました。アンコールは新曲FreakとTodayだったのに！！呆然としてるファンたちもいたけど、始まりが遅かったこともあり、さっさと帰る人達もいました。グリーンルームを通りすがりに覗いてみたらビリーは笑ってはいたけれど。結局自分も1時すぎに帰途に着きました。
朝になって車で久々に聞けたBleeding the OrchidやUnited Statesを聞いて、改めてスマパンが新生しているのを体感しました。ビリーは更に強くなり、おそらく人間的にも深みを増し、スマパンを我が子のように育てなおしてるような気がします。そして私達はその瞬間を共有できるんだ、とまたワクワクしてきました。次は待ちに待った日本でのライブ！一月ものUSツアーを経験したらまたスマパンは成長してると期待も膨らみます！

Setlist:
1. Astral Planes
2. Ava Adore
3. Hummer
4. As Rome Burns
5. A Song for a Son
6. Bleeding the Orchid
7. Stand Inside Your Love
8. Bullet With Butterfly Wings
9. Widow Wake My Mind
10. Perfect
11. Owata
12. Cherub Rock
13. That’s the Way (My Love Is)
14. United States
15. Love Is the Sweetest Thing [cut short]
アンコールはなし

2010,7,1（C）Hiromi