ザ・ジミー・チェンバレン・コンプレックス
オリジナルメンバー
■ジミー・チェンバレン(ドラムス、パーカッション)
■ビリー・モーラー(ベース)
■シーン・ウールステンハルム(ギター)
■アダム・ベンジャミン(キーボード)
Zwan 解散後(正確には解散直前)に自身の夢の一つでもあったクリニックをアメリカでスタートさせた Jimmy は、契約している YAMAHA からシクネチャーモデルスネアドラムの発表の準備をしつつ、自分のバンドの準備も開始した。
2004年の晩春から LA でレコーディングを開始し、夏には拠点を LA に移動して本格的にバンド活動の準備を始める。年末に Jimmy Chamberlin Complex としてサンクチュアリとレーベル契約をし、翌年1月25日にアルバムLife Begins Again がリリースされた。このアルバムには、Billy Corgan, Mike Garson, Linda Strawberry, Rob Dickinson (The Catherine Wheel) 等、Pumpkins ファンにはおなじみの面子が参加している。同時に初のツアーを決行。この時のバンドのラインアップは、Billy Mohler (B), Sean Woolstenhulme (G), Adam Benjamin (Key) 。4-5月にも全米ツアーが行われるが、その時には Adam が脱退(実際は殆どクビ状態)、3ピースバンドとなった。殆ど休みをとらず、ヨーロッパツアーや Tears for Fears のオープニングアクトなどを務めながら勢力的にツアー活動を続けていった。この時にギタリストが Sean から Gannin Arnold に交代。9月には Chicago でドラムショップが開催したコンサートに Terry Bozzio や Mike Portnoy (Dream Theater) 等と出演した。
その後、 Billy Corgan が the Smashing Pumpkins の再結成を発表し、Jimmy もそれに参加する事が決定しているが、Jimmy Chamberlin Complex 自体は解散していない。Billy Mohler や Gannin によると、「JCC は暫くお休み。すくなくとも2008年までは待たなければならない」との事。また活動が再開される事を期待したい。
ちなみに、JCC 休止中の各メンバーの動向だが、Billy Mohler は自身のバンド the Pop Kids でカリフォルニア中心に活動、Sean は以前も参加していた Abandoned Pools に合流、Gannin は Foo Fighters のドラマー Taylor Hawkins の別バンド Taylor Hawkins & The Coattail Riders に参加。日本の Udo Music Festival にも出演し、また個々名義でも活動を開始した。
( written by Kiku )
DISCOGS https://www.discogs.com/ja/artist/853506-Jimmy-Chamberlin-Complex