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●Chicago Trip Diary 2004
ツア－中の日常の出来事を書きつづった単なる私日記です。
ビリーのオフィシャルサイトで「4/19にシカゴでショウをやる予定だ」という彼自身による発表を読んだ時に、それは是非とも見ておきたいものだなぁと思い、チケットが手に入るかどうか不安だったけれど、ひとまず準備を始める事にした。いつもなら強い味方JIROさんが一緒なのだが、今回はビリーのソロショウということで、一緒に行く相方さんもいないっぽい。ま、でもなんとかなるだろうということで、地道に準備を始めることにした。チケットの発売を気にしていると、丁度JIROさんのサイトでシカゴにショウを見に行こうとしているMINOさんという方がいるのを知り、彼女と連絡を取り合う事にした。彼女とは旅の日程が逢わなかったので、最終的にショウのみの同行となったが、それでもショウの感想を話し合えるパートナーがいるというのはとても嬉しい事だった。
★April 17,2004
今回はほとんどの行程が一人なので、さみしいモバイル日記になりそうだけどまぁいいや、今後シカゴへ旅をする方の役に立ちそうな情報を書こうかな。とりあえず自宅→新宿から成田空港へ。飛行機は16：35発なんだけど、この日は土曜日で、かつ空港での荷物検査にだいぶ時間がかかるという話なので13：30頃には空港についていた方がベターらしく、昼前のNEXで成田空港へ向かいました。ゴールデンウィーク前だけど、結構海外に脱出する方が多いみたいで空港はそれなりににぎわってました。早々とチェックインを済ませて、さて、飛行機が飛び立つ迄何もすることがありません。とりあえずゆっくりと食事をしているとJIROさんからTELが…「気をつけて行ってきてね」との温かいお言葉、とても嬉しかったです。で、トイレも済ませて余裕をもって飛行機に搭乗。やっぱり飛行機は満杯でした。で、直行便なので乗ったら最後、もうシカゴにつくのを待つだけー。機内ではこれから日本で上映される「Runaway Jury」と「TheSchool of Rock」をみました。えーと、特に後者は暇つぶしに丁度良い映画でした。楽しかったけど。で、予定より早めの13：30頃シカゴに到着。ホっと一安心。日本を発つ時もかなり暑かったけどシカゴも暑かった！
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ホテルから・車の往来が激しい方がミシガン通り
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今回の相方さん・シグマリオン３
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それにしても、早く着いたのにも関わらず、テロ警戒の為入国審査にはだいぶ時間がかかり、結局空港を出発出来たのが15：00頃。ひとりなので空港からは電車（ブルーライン）でダウンタウンに向かう事にしました。空港から出ている電車はこのブルーラインだけ。（乗り場までは結構距離があって、いささかわかりづらい部分もあるので、疲れちゃったし不安と言う方にはタクシーをお薦めします。）到着ロビーを出たところに、すぐ上にのぼるエスカレーターがあるのでそこをあがり、そこから空港内を走っているモノレールの様な物（無料）に乗ってターミナル3か2に移動し,あとはCTAトランスポートというサインを目印に辿って行けば、電車乗り場にたどり着けます。電車に乗るにはCTAカードというのが必要なのですが、それはそこで売ってる券売機で誰でも買う事が出来ます。私は昨年使ったカードを持って来ていたのでそちらに10ドルをチャージ（スイカのようにお金をつけ足せます）して使用しました。土曜日の昼間だからなのか、電車はとても混雑していて「車社会に暮してるアメリカ人も電車にのるんだなぁ」と都市と交通網についてひとり空想しているうちに乗り換え駅に（だいたい45分くらいかな）。ワシントン駅でレッドラインに乗り換え、目的駅のグランド駅を目指します。が、レッドライン、帰宅時間と重なったのかなんなのかかなりの混雑。アメリカでラッシュにあうとは思いもよりませんでした。
やっとのことで駅を出たところで、偶然にも犬の散歩中の親切な日本人男性に逢い、その方が親切に方角を教えて下さったので無事にホテルに到着。シカゴの街は碁盤の目のようになっているので慣れれば迷うことはないのだけれど、最初は風景が同じようにも見えるので、駅を出た時に自分がどの道に立っているのかがわからないとちょっとやっかいかもしれません。
ホテルに着いて簡単に身支度をした後、夕暮れのシカゴの街を散策することに。ホテルのすぐ近くに、以前も行った事ことのあるスーパーがあったので、そこで飲み物や本日の夕飯を購入してホテルに戻りました。今回は旅のお供にと、シグマリオン3というモバイル機器を持ってきました。たまたま家にあったんですが、本体はとても軽いし小さいので持ち運びやすく、今回の旅では本当に重宝しました。この機械は通常は日本国内でPHSなどと繋いで使用するものなのですが、ネットでいろいろ調べてみたところ、これに対応しているLANカードがある事を知り、それを手に入れて（ネットで注文しましたがLANカードは3,000円位）持参することに。これさえあればパソコンがなくてもメールチェックとインターネットの使用が問題なくできます。アメリカのホテルはビジネスマンの為にデーターポートが設備が整っているところが多いので、ホテルの部屋にあるイーサーネットケーブルでつなぎさえすればすぐに使う事ができました。もちろん別途料金はかかりますが、私の宿泊しているところは24時間使い放題で12.5ドル位でした。アナログ回線で繋ぐよりも早いし簡単だし、とにかく現地で何度もネットで調べる事の多い自分には、結果的に料金が安くなるのでこのサービスはとても有り難かったです。もしまた海外に行く事があったらその時もこれを持って行こうと思ってます。
★April 18,2004
本日も快晴！っていうか暑いです。天気予報を見ると28℃くらいあるっぽい、（華氏表示なのでいまいちよくわからないが）ホテルで朝食を済ませ、ゆっくり身支度をして11時頃にホテルを出ました。今回でシカゴに来るのは4回目なので地図も頭に入っていたみたいで、1人だったけれどあまり不安はなく、とりあえず町中をゆっくり歩いて散策。日中のミシガン通りは人通りも多く、余程不注意でなければ危険な目にあう事はないようです。時間もあるので、とにかくお店をぶらぶら。毎度おなじみのヴァージンメガストアーに行ったり、アメリカの大型書店・ボーダーズで立ち読みしたり（読むというか見るだけど）、ちょっと裏通りに入った所にあるお気に入りの雑貨＆洋服店「URBAN OUTFITTERS」にも足を運んだりしました。この店は決して安くはないんだけれど、面白い雑貨がいっぱいあるのと、洋服は日本人でも丁度良いサイズのものを扱っているのでお土産を選ぶのにいつも重宝しています。最近はインタ－ネット通販もしてるみたいなので気になる方はちょっとこちらを覗いてみては。
1時間半くらいかけてノースエリアをうろうろしたところで、お腹が空いたのでホテルのすぐ近くにある大型ショッピングモール「NORDSTROM」の最上階にあるレストラン街でランチをとることに。ここも毎回足を運びますが、いわゆるファーストフード形式のショップが数件立ち並んでます。ハンバーガーだとかのアメリカンな食べ物ものだけでなく、寿司や中華やイタリアンなんかが気軽に食べられる場所で、一人でランチしてる人も結構いるので、そんなに寂しくないです。ちなみにこの日は中華を食べました。もやしの入ったチャーハンにブロッコリーと牛肉の炒めものなんだけど、ちょっと自分には味が濃かったかな。でもなかなか美味しかったです。やっぱりボリュームがありすぎで全部は食べ切れませんでした。で、このモールの中にもショップが沢山あるので洋服を見たりおもちゃを見たりして散策。ちなみに日本でおなじみのサンリオショップもあります。
ほんとはこの後電車に乗ってサウスエリアに足を伸ばしてみようと思っていたんだけれど、時差ぼけでどうにもこうにも眠くなってしまい、とにかく一度ホテルで仮眠することにしました。いやーいい天気だったのに勿体無い（涙）。眠りからさめるとがーん！夕方5時頃になっていて、これから出かけるのは安全じゃなさそうだということで、とりあえずまた近くをうろついた後、昨日のスーパーに行って必要なものを買ってホテルへと戻りました。ちょっと空しい夜だったな。でもホテルからの夜景はなかなか美しかったのでよしとしよう。
★April 19,2004
いよいよショウ当日です。といってもまだまだはじまるまで時間があるので、今朝もゆっくりと朝食を取り、身支度をして10時半頃にホテルを出ました。今日は前2日と違っていささか肌寒いですが、春物のスカーフを首に巻いてパーカーを羽織っていれば大丈夫なくらい。でも街にはTシャツの人もいるので西洋人の体感温度ってほんっとに良くわかりません。
今夜のショウに備えて体力温存ということで、今日の午前中は遠出をあきらめて、お土産選びの日にしようと決めたので、本日もまたまたノースエリアを散策。今迄ずっと単なるビジネスビルだと思っていた目立つ黒いビル「ジョン・ハンコックセンター」の中がショップになっていることを知り驚きました。あと、そのすぐ近くにある「Water Tower Place」も大型のデパートだということを知り、早速中に入ってみることにしました。内装はデパートとは思えないゴージャス感でしたが、中のショップは結構カジュアルだったりして、あやしい格好のアジア人がうろついていてもつまみ出されるようなことはなく、安心してウインドゥショッピングを楽しめました。中にトーマスショップがあったんだけど、日本に比べてだいぶ価格が安かったので、知り合いの子供のお土産はココで選びました。他にも自然化粧品なんかを扱う店があったりして会社の人のお土産を選ぶのにちょうど良かったです。
一通りお土産を選び終わったので、ホテル近くに戻って、昨日と同じ「NORDSTROM」の上でランチを済ませ、帰りがけにまたいつものスーパーに寄りました。スーパーの前でビーグル犬っぽい犬が大人しく主人を待っていたんだけど、「あぁ、アメリカでも同じだなぁ」とその様子を見ていたら急に日本が懐かしくなってしまいました。ほんの数日アメリカにいるだけなんですけどね。気楽だけど、やっぱり1人旅は寂しいかな。で、買い物を済ませて部屋に戻ってひと休み。
ところで、今日はこの日のショウを見る為に日本からやってくるMINOさんとの待ち合わせの日です。彼女とはヴァージンメガストアーのPumpkinsコーナー前で17：00に待ち合わせることになってました。これが日本だったら携帯もメールもあるのでそんなに不安になる必要はないんだろうけれど、なにしろココはシカゴで2人とも始めて逢うわけなので、いささか不安を覚えながらヴァージンのフロアをうろついていました。17：00を少し過ぎたところで、入口から細身の東洋人が入って来るのが見えてほっと一安心。一目ですぐにわかりました。彼女もここに来る迄不安だったとは思いますがとにかく会えて良かった良かった。自分は久しぶりに日本語を話したのでちょっとおしゃべりになっていたかもしれません。彼女と歩きながらすぐ近くのレッドラインのグランド駅に向かい、そこから本日の会場のMetroに行く為に電車に乗りました。Metroはグランド駅から約20分くらいの所にあるAddison駅のすぐ近くです。ここは以前のレポートにも書いたけれど、野球チーム・シカゴカブスのホームグラウンドがある場所で、この日もデイゲームが終わったばかりのようで駅や球場のまわりには沢山のカブスファンがうろついていました。まだショウには時間があるので近くをうろついて、結局一番大きな看板のマクドナルドに入り、軽く食事をしてショウに向かいました。
ショウのレポートはコチラ
ショウの後はタクシーでホテルへ。MINOさんにも会えたし、ショウも無事に見れたしホッと一安心した夜でした。後は明日飛行機に乗り遅れないようにするだけだな。
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旅立ちの朝・ミシガン湖から朝日が昇るところ
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★April 20,2004
実は結局最後まで時差ぼけが治らず、夜も3時間寝たぐらいですぐに目がさめてしまったので、無理に寝ないでネットをやったりテレビをみたりしながら朝を迎えました。5時30分過ぎに窓から外を眺めると、これからミシガン湖に太陽が昇りはじめるところで、夜と朝が混ざって空がとても美しい色をしていました。なんかやっと帰れるなぁという気持ちと、もうちょっと居たいなぁとが入り交じってるみたいな感じ。
支度も済んだので予定よりも1時間以上早かったけれど、8時頃にホテルを出発することに。チェックアウトの手続きもスムーズに済み、荷物を転がしながらレッドラインのグランド駅へ向かいました。昨日メトロへ行った方向とは逆方向へ行く車両に乗り、2つ先のワシントン駅でブルーラインに乗り換えます。電車を降りてワシントン駅のホーム中程にある下りの階段を降り地下道を歩いて行けばすぐにブルーラインのホームにたどり着けるので、そこからオヘア空港行きの車両に乗ってしまえば1時間もしないで空港に到着できます。タクシーだと金額も高いし、渋滞に巻き込まれる可能性もあるので電車が使えるのはとてもありがたいなと思いました。ただ、アメリカの中でもNYやシカゴは都市化が進んでいるから電車網がわりと発達していて、比較的安全に利用できるけど他の地域ではそうはいかないと思います。
さて自分は今回、順調に辿り着き過ぎて予定時間よりも1時間以上早く空港に着いてしまいました。慌てる事はないけれど早いに越したことはないので、とりあえずチェックイン。それにしても荷物検査が尋常ではないですね、係の人がすべての旅行者の荷物を空けて中を調べていました。せっかく綺麗につめた私の荷物も、係のおじさんにほどかれてしまって結局ぐちゃぐちゃになってましたよ…。まぁ、みんなの安全のためだから仕方がないか。そんなこんなで荷物検査も無事に済んで、とっとと空港内へ入りました。というのもオヘア空港って外になんにもないんだもの。で、中にもたいしたものがなくって、世界一忙しいという割にはとっても淡白な空港なので、時間をつぶすのには向いてないです。免税店で家族へのお土産を買った後は、搭乗ゲートでボーっとしてました。この時間は日本の携帯電話に付いている簡易ゲーム・テトリスが一番のお友達に。で、なんだかんだで搭乗時間になり、飛行機は無事に離陸。機内では「Something's Gotta Give」と「Cheaper by the Dozen」っていう映画を見ました。前述はジャック・ニコルソン主演の熟年カップルのラブストーリー。まぁまぁアリかと。もう1個の方はどうでもいい内容だったけど、特にやることもなかったので時間つぶしに見てました。気流の関係で帰りの方が飛行機に乗っている時間が長いはずなのですが、疲れてよく眠ってたのか気付いたらあっという間に成田でした。
★April 21,2004
というわけで、本日無事に帰国。成田はいつものように賑やかで、そしてとっても暑かった！！短い期間だったけどとても楽しかったです！
Billy, Thank you for the greatest show!
Special thanks to : MINO
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